友人の娘さんが20代の若さで今年亡くなったことを喪中ハガキで知りました。
自分も娘がいるので、失う悲しみは想像を絶します。既に数ヶ月も経っていたので、どうコンタクトを取ったらいいか、とても悩みます。
遠方の地でもあるので、せめて花を送って供えてもらおうと決めました。
有名な日比谷花壇と花○○○○の2社のウェブサイトを眺めました。
以前は、花○○○を利用することが多かったのですが、今回は、日比谷花壇に決めました。
決め手は、自分と同じ心境をセールストークにしていたこと。
時節柄、この時期は喪中ハガキを受け取ることが多々あります。そのハガキで知人の不幸を知ることも。更に、時が過ぎて、また地理的に馳せ参じることができなくて、線香の一本もあげられない・・・そんな悩みを持つ人のためのバナーがしっかり貼ってありました。そして、霊前に捧げる花束と一箱の線香がセットになっていました。
まさに自分のためのセールスです。花○○○にはそのようなことは全くなく(見つけられず)、いつもの葬儀用の花が並んでいるだけです。
不幸を商売にすることは憚られますが、気持ちを伝えたいと言う思いに応える商売には大賛成です。商売は、タイミングとニーズに沿ったサービス。当たり前のことですが、その当たり前に触れた一瞬でした。
拡大する高齢化社会。これから一の不幸に接することは増えるはずです。いわゆる葬儀屋だけでなく、「人を癒す」というテーマのビジネスも、今後ますますニーズは高まりそうです。そこでのポイントは、タイミングとニーズを把握すること。当たり前の商売の基本がとても大事だ、と言うことです。
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