スモールビジネス、いわゆる中小企業の方々がウェブサイトを開設し、そこでマーケットを開拓したり、通販を行ったり、セールスツールとして活用する時、やはりオススメするのはWordPressを使った独自サイトかもしれません。
CMS(コンテンツマネジメントシステム)として名高いWordPressはそれ自体が無料のシステムのため、世界中の6割以上のサイトで利用されているそうです。しかし、個人や素人が手がけるには未だ未だ敷居は高く、結果的にKDDIが手がけているJimdoのようなCMSサービスが選ばれています。試しにGoogleやYahoo!で、「無料CMS」で検索してみてください。CMS自体は日進月歩で新しいサービスが登場しています。イチバン入りやすく感嘆なのが無料ブログサービス。アメブロで有名なAmebaブログのようなブログが何しろ誰でも触れますからカンタンです。しかし、カンタンと言うことはそれだけ差別化が難しく、また、ビジネスサイトとしてはやはり信憑性に欠けます。また、多少ビジネスライクに設定されているJimdoにしても、デザイン性・拡張性に難があり、結果的にはビジネス向けとして壁にぶつかってしまいます。
そんな中、WordPressは何しろオープンソースですが、オープンソースだけにその上で商売しようとする人間が増えるのも道理。ですからとても秀逸なテーマや便利なプラグイン、もちろん、通販サイトから万全かつ細心なSEO対策からアフィリエイトまで、ありとあらゆるニーズに対応できます。カンタン便利な一般CMSに対して、プロも利用するWordPressはビギナーからハイエンドプロフェッショナルまでをも凌駕します。
しかし、自由度が高い代償としてCSS(スタイルシート)やHTMLに関してある程度の知識は必要です。私自身、数年前からWordPressに何度かチャレンジしては挫ける、その繰り返しをしてきました。有料テーマも予想以上に購入してしまいました。しかし、これらも全て授業料だと割り切り、何とか自力でWordPressサイトを立ち上げることに成功しました。それがこのサイトです。
こうやって自力で構築してわかることは非常に多く、広告・マーケティングを中小企業でもしっかりと進めていくための第一歩として自社サイトを自力で構築することは、自社のマーケティング活動を数値で把握できる第一歩です。もちろん20〜50万円ほどかければ、プロに依頼することも可能です。しかし、同時にそのサイトの構成や構造、ひいてはSEO対策から分析に必要な通知の把握まで、全て他人任せになり、いざという時に「使えない!」と言うことになります。
やはり、中小企業はある程度自力で構築すべきかもしれません。
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